病気と関係している?抜け毛で注意すべきこととは?
抜け毛や薄毛に悩んでいる方もいるでしょうが、日頃のケアの間違いによるものというパターンが少なくありません。
しかし、その抜け毛がそういったものではなく、病気によるものという場合もあります。病気とはいかないまでも、その予兆ということもあるので無視し続けているのは危険です。ここでは、薄毛と病気の関係について考えていきましょう。
内蔵が関係している?
仮に、薄毛や抜け毛で悩んでいる方がいたとします。今、話題になっているAGAであったり、髪の毛を一切ケアせずに不潔にしているなど、そういった原因が分かるようであれば、まだ対策がしやすいでしょう。
しかし、何となく体調が悪く、それでいて抜け毛が多くなっていくという方もいます。薄毛はまず、内蔵に関連していることがあると言われています。内蔵器官が不調になると、肌荒れや発熱、さらに立ちくらみや疲れ、だるさなどさまざまな症状に繋がっていきます。
なぜこれが抜け毛に繋がってしまうのか、というと栄養の配分が関係しているのです。まず、私たちが内蔵器に限らず不調に陥った時に、それらの原因部分を修復するために栄養素がまずその部分へと運ばれます。
眼精疲労も関連していると言われていますが、目や内蔵、それらに伴う生命維持に重要と言われている部分が特に先回りで配分されるようにできている、と言われているのです。
肌や髪の毛というのは、大切な部分ではありますが生命維持に関しては、他部分に比べてそこまで重要視されておらず、結果的に後回しという扱いになります。内蔵器官の不調が続けば、髪の毛になかなか栄養が行き届かずに不調になってしまうわけです。
ホルモンが関連している
AGAは男性ホルモンに関連していると言われていますが、女性の薄毛は特に体調面に注意してほしいと言われています。
女性ホルモンにはエストロゲンというものがありますが、髪の毛の成長に欠かすことができない存在です。このエストロゲンは年齢とともに現象していくため、年を重ねるによって抜け毛が増えて、ボリュームやコシが無くなってくるわけです。
しかし、年齢が若くても抜け毛、薄毛になってしまう可能性はゼロではありません。こうなると、ホルモンバランスが崩れいている可能性があり、極度なストレス状態にあるかもしれません。
また、過渡なダイエットを続けていると栄養素が足りず、抜け毛が増加してしまうこともあり、徹底して注意しなければいけないのです。そのまま、抜け毛を放置してしまい、生活習慣も正さないのであれば深刻な症状が出て来てしまうかもしれません。
気になったらすぐに専門医へ!
まず、今までそんなに毛が抜けていなかったのに、急に抜け毛が増加したら専門医に相談することをおすすめします。もし、体調が悪く無いないのにも関わらず、抜け毛がかなり多い場合は正しいシャンプーや育毛剤などでケアできますが、体調が疑われる場合は早い段階でケアが必要です。
まず、貧血などが無い場合は皮膚科への受診をおすすめします。頭皮に何かしらトラブルがある可能性があるので、表面的なものかもしれません。
一方、立ちくらみがあったり、貧血が疑われる抜け毛は内科でしっかり相談した方が良いでしょう。また、女性ホルモンの乱れによるもので生理が遅れているなど、そういった抜け毛は産婦人科へ恥ずかしがらず相談に行くことが大切です。
また、内臓疾患や甲状腺の機能障などが疑われる場合は必ず内科に行きましょう。強烈なストレスに苛まれている、というのであれば心療内科にいくことも重要です。
少ないシチュエーションかもしれませんが、体の不調は抜け毛の量でも分かるといいます。ぜひ、面倒くさがらずに気になったら専門医に相談してみてましょう。