普段の食事が関係していた!薄毛を防止するなら食生活を見直そう!
薄毛に悩みだした時、まずシャンプーや育毛剤、さらにマッサージ法などそちらの方に意識が向くはずです。「このまま髪の毛が抜け続けたら、自分はどうなってしまうのだろう…」。
こんな悩みが発生し、強烈な不安に苛まれるはずです。もし、そういった悩みが出て来たのであれば、まずは食生活を見直してみてください。ここでは、食生活と薄毛の関係を紹介します。
出来合いの物だけ食べていないか?
薄毛に悩んでいる男性にとって、食べ物はあまり関係が無いと思われるかもしれません。わかめを食べれば髪の毛が増える、という迷信めいたことぐらいで、なんだかんだでそこは関係ないだろうという意見も少なくないようです。
しかし、やはり注意すべきは普段の食生活ということが近年しっかりと提唱されています。まず、食生活の中で気をつけなければいけないのが、偏った食生活です。お酒を飲み過ぎてしまう、ということは問題のひとつであることは間違いありませんが、栄養不足は特に問題です。
出来合いの物ばかりを選んで購入し、外に出ればお酒に脂っこいものを摂取し続けるという生活は極めて危険です。アミノ酸やタンパク質など、そういった髪の毛に必要な栄養素が不足しているだけでなく、ビタミンや亜鉛も出来合いのものでは摂取しにくいと言われています。
すぐに薄毛になってしまう、ということはありませんが、この生活を続けていれば確実に薄毛に近づきます。頭皮にどんなに刺激を与えていても、根本的な栄養素を摂取できなければ意味がありません。
タンパク質を摂取しよう
では、どんな食生活に改善していけば良いのでしょうか。毎日、しっかりとバランス良く作れ、ということが言われますが一人暮らしの男性であれば、かなりハードルが高くなってしまうでしょう。まず、必要な栄養素を意識的に摂取するところからはじめてみましょう。
髪の毛に絶対必要な栄養素は、タンパク質です。ケラチンというアミノ酸があるのですが、これが髪の毛をつくっているタンパク質の重要物質として必要とされています。
良質なタンパク質を摂取するためには、意識的にそれらが多く含まれているものを選ばなければいけません。さらに、このケラチンを作るためには亜鉛が必要になります。要するに、亜鉛を多く含む食品を摂取することが大切になるわけです。
亜鉛が少ない現代人?
亜鉛は、薄毛にとっても重要ですし、肌や男性器に関連もしています。さて、そんな亜鉛は摂取し過ぎてはいけませんが、現代人は不足しがちだと言われています。
コンビニやスーパーの総菜、外食が多い人などは、亜鉛不足に陥っていると言われており、体や頭皮にダメージが蓄積していると考えられています。
亜鉛は、生命維持に関連する部位に使用される栄養素であるため、普段はそちらに優先的に使用されます。
しかし、亜鉛が少なくなるとそういった部分に届く栄養素が少なくなる上に、頭皮に亜鉛が届かないのです。亜鉛が届かなければ、ケラチンも生成されませんし、結果的に頭皮が弱り抜け毛が増えてしまう…という状況に陥ることも考えられるわけです。
亜鉛は、牡蠣や海藻、いわしなどに多く含まれており、アーモンドにも含まれます。これらの食品を積極的に摂取するだけでも、薄毛対策に繋がると言えるでしょう。
ビタミンも必須!
さらに、ビタミン類もしっかりと摂取しないと薄毛に繋がります。「毛母細胞」の細胞分裂を活性化させるビタミンB群や血流をよくするビタミンE、ビタミンCもコラーゲン生成に重要な役割を持っています。
マグロやカツオなどの赤身の魚、バナナ、玉子、大豆などこういった食材をできるだけ摂取することを心掛けるだけでも、薄毛対策になるのです。ぜひ、参考にしてみてください。