香水を頭皮や人工毛にかけてはいけない!注意したいこと!

AGA人工毛栄養

近年、アデランスのバイタルヘアなどハイクオリティな人工毛が増え始めています。薄毛に悩んでいた方もオシャレをたっぷり楽しめるということで、これからもどんどん人気を獲得していくことでしょう。

さて、オシャレな方であれば香水を使いたいと思っている方もいると思いますが、香水と薄毛に関係はあるのでしょうか。ここでは、香水と薄毛の関係性を考えていきたいと思います。

香水を頭皮にかける

そんな方はほとんどいないでしょうが、頭のにおいも素敵にしたいと軽く香水を頭に吹きかける人もいるかもしれません。一般的に香水は身体の一部分につけるものですが、購入者がどこにかけようと誰も文句を言うことはできません。

例えば、人毛だったらまずいかもしれませんが、ピンポイント増毛で使った人工毛やウィッグなどであれば良いと考える方もいるでしょう。髪の毛からフローラルな香りが漂ってくれば、それはそれでオシャレではあります。

しかし、あまり褒められた行為ではなさそうです。

香水はアルコール

香水というと香りが強烈でほとんどが香り成分だと思っている方が少なくありません。しかし、香水の香料は全体の2割あるかないかでほとんどがアルコールでできています。

要するに、非常に強力なお酒と考えて良いでしょう。もし、そんあアルコール度数の液体を頭皮にふりかけてしまえば荒れてしまうのは誰の目にも確かでしょう。

また、香料に当たる部分が毛穴に詰まってしまいヘアサイクルを乱すことがありますし、危険性しかありません。香水を頭皮に振りかける行為は絶対にやってはいけないのです。

乾燥から危険な目に

仮にアルコールを頭皮に振りかけると発生するのが乾燥です。エタノール入りの化粧水などが売られていますが、あれを肌に塗布すると余分な皮脂や水分を取り除いてくれます。

そのため、ニキビ肌の方などには一定の効果があると考えられていますが、大抵の場合は大切な皮脂なども奪い去ってしまいます。頭皮も肌も同様に、本来必要な皮脂が抜けてしまうと極度の乾燥状態になり、それを補うためにこれらは余分は皮脂を発生させます。

結果、脂性になってしまい毛穴に汚れなどが詰まり抜け毛が進行することもあるのです。

さらに、炎症です。炎症を起こすとフケなどが多く出ることになり、さらにそこに汚れが詰まると結果的に悪臭を漂わせることがあります。良い香りにしたいと香水を使ったものの、逆に悪臭に悩まされるのであれば本末転倒です。絶対に香水を頭に振りかけるようなことはしてはいけません。

人工毛もダメ

では、前述したように人工毛に振りかけるのはどうだ、というところです。確かに、人工毛だけに振りかけるとしたら安全なような気がします。

しかし、ピンポイント増毛であれば頭皮にほとんど近いところに植えつけられていますし、何らかのタイミングで頭皮にアルコールが落ちてしまうことがあります。

ウィッグであっても、たっぷりとつければ染み込んでくることがあるでしょう。

そもそも、アルコールがそこまで入っているものを人工毛につけてしまえば、変色や劣化、さらに臭いがとれなくなったりデメリットしかありません。せっかく人毛に近い人工毛を手に入れたのに、これでは台無しです。

香水は、あくまで身体につけることを目的に開発されているアイテムです。用途を守って利用するようにしましょう。

髪の毛は健康に保つこと!

頭皮にいろいろとオシャレなことをしたい、と思う気持ちは誰にだってあります。しかし、頭皮は余計なことをする部分ではありませんし、ただしいケアを続ける場所です。今回、ここでは頭皮と香水に関するネタをご紹介しました。健康に注意し、必ず正しいケアを続けてくださいね。