薄毛にも種類があった?あなたはどれに当てはまる?
自分は薄毛だ。そう思って、日々薄毛対策について色々情報を仕入れている方もいるでしょう。しかし、薄毛とひと言で言っても、その種類はさまざま存在しており、そのタイプに合ったケア方法を実践し続けて行く必要があるでしょう。ここでは、薄毛の種類について紹介していきます。
AGA
今、薄毛に関してもっとも注目されている種類が、AGAというものです。これは、男性型脱毛症と言われており、多くの薄毛の男性が悩まされている症状として知られています。
とあるデータによると、成人男性の3人に1人はAGAであるという報告もあるほど、身近な存在となっています。
AGAは、前頭部と額の生え際、そして頭頂部という3種類に別れていると言われていますが、共通している原因がジヒドロテストステロンと言われる物質です。これは、還元酵素である5α-リダクターゼが男性ホルモンの一種であるテストステロンと結びつくことで発生する物質で、毛髪にダメージを与えることで知られています。
ジヒドロテストステロンが増加すると毛髪の成長がストップしてしまうため、結果的に薄毛になっていくと言われています。近年、AGAは治療できるということで多くの医院などがこれに対応した治療を行っています。まず、AGAが疑われたら相談してみることをおすすめします。
脂漏性脱毛症
やや珍しいタイプの薄毛として知られていますが、薄毛の症状としては重いタイプと言われています。脂漏性脱毛症は、皮脂が過剰分泌されてしまうこと頭皮などが炎症を起こしてしまうものです。
炎症を起こしているということは、毛穴が重大なトラブルを抱えているため抜け毛が増加してしまい、結果的に薄毛が重傷化してしまうと言われています。
ホルモンバランスの異常が関連していると言われていまが、改善は今可能と言われているので安心してください。かなり高額な費用になる可能性はありますが、食生活などを整えてから落ち着いて治療に専念するようにしましょう。
若年性脱毛症
若年性脱毛症は、若ハゲと言われている薄毛ですが、30代までに薄毛になってしまった方がこれに当たると言われています。
若く、健康でありながら急激に抜け毛が増加してしまった時に若年性脱毛症が疑われます。若年性脱毛症の場合、生活習慣に関連していたり、極度のストレスによるものが関連していると言われています。まず、生活習慣を正すことをおすすめします。
粃糠性脱毛症
粃糠性脱毛症は、フケが多く出てしまうことで薄毛が進行してしまう症状です。
フケは、髪の毛を洗わなかったり、合わないシャンプー、ストレスなどが関連していると言われていますが、フケがかなり多くなると毛穴を炎症させてしまい、頭皮がダメージを受け薄毛になると言われています。
仮に、しっかりと頭を洗って改善したり、敢えてシャンプーを使わずにいたら減ったりするのであれば粃糠性脱毛症の可能性は低いかもしれません。ただし、まだ原因は分かっておらず、マラセチア菌と言われている常在菌の異常発生が原因と言われています。
殺菌力の強いシャンプーが効果的と言われていますが、界面活性剤が含まれているものは逆効果になる可能性があります。アデランスのスカルプシャンプーを使うなど、安心できるものを使いましょう。
自分の薄毛の種類を知ること
薄毛を完璧に改善する、というのは容易なことではありません。しかし、まず自分がどのような原因で薄毛になっているのか、それを知ることが第一段階です。
ここで紹介した薄毛の種類は、まだまだ一部であり、まだまだ種類が豊富にあります。ぜひ、気になった方は専門家に相談するなどしてその原因を知るように努力してみましょう。