20代からの薄毛予防!薄毛対策の3つのポイント

シャンプー生活習慣薄毛

はじめに

 薄毛対策は若いうちからしておく必要があります。代表的な薄毛である男性型脱毛症(AGA)は、20代からでも髪が薄くなってくる人もいるからです。若いうちからきちんと対策しておけば、年齢を重ねても髪で悩む心配も少なくなります。この記事では、20代から実行しておきたい薄毛対策の3つのポイントを紹介していきます。

薄毛対策:3つのポイント

 男性の薄毛の原因は、男性ホルモンである「テストステロン」が酵素である「5αリダクターゼ」と結びつくことによってできるジヒドロテストステロン(DHT)が原因であるとされています。DHTは、思春期を過ぎた20代頃には生成されるようになります。したがって、薄毛対策は20代からしておかなければならないのです。以下では、薄毛対策で重要な3ポイントを紹介していきます。

刺激の少ないシャンプーを選ぶ

 市販されているシャンプーの中には刺激の強いものがあります。汚れを落とすために強い成分が使われているためよく汚れは落ちる一方、頭皮に負担をかけてしまいます。できるだけ刺激の少ないシャンプーを選ぶことが薄毛対策には有効です。刺激の少ないシャンプーはアミノ酸系のシャンプーとなります。シャンプーの裏側に書いてある成分表をみて確認しましょう。シャンプーの成分表は、含有量の多いものから順番に記載されているので参考にしてください。

 シャンプーの洗い方も非常に重要です。シャンプーは髪に直接つけるのではなく、まず手のひらにとって泡立ててから髪の毛につけるようにします。頭皮に直接つけると、髪の毛に必要となる油分まで落としてしまう可能性があるので注意しましょう。

髪を洗ったらきちんと乾かす

 髪の毛が濡れた状態は髪の毛がダメージを受けやすい状態です。濡れた状態で髪の毛に摩擦が起きると、髪の毛の表面にあるキューティクルが剥がれやすくなります。キューティクルは髪の毛を守る役割を担っているものなので、キューティクルが剥がれた髪は切れやすくアホ毛や切れ毛の原因となっています。髪の毛が切れやすくなれば、当然髪の毛全体のボリュームが無くなってしまうので、薄毛となってしまいます。髪の毛が成長するまでには十分な期間が必要ですが、ダメージを受けて切れやすくなってしまうと、成長している最中に髪の毛が切れてしまいます。

 また、湿った髪は雑菌の温床となってしまいます。雑菌が繁殖すると毛根が炎症して頭皮に痒みが発生したり、頭皮にできものができたりすることもあるので注意が必要です。そのため、髪の毛を洗ったりして濡れた場合には、できるだけ早く髪の毛を乾かすようにすることが大切です。髪の毛を乾かす際には、できるだけ髪の毛に負担をかけないように、摩擦を少なくすることがポイントとなります。

生活習慣の乱れは薄毛の原因に

 あまり知られていませんが、生活習慣の乱れも薄毛の原因となります。若いうちから生活習慣が乱れていると、年齢を重ねた際に薄毛になりやすくなってしまいます。特に、睡眠不足・アルコールの摂取・喫煙・運動不足などは頭皮にある毛細血管の血流を悪くしてしまいます。血流が悪くなると、毛髪の成長に必要な細胞がうまく機能しなくなってしまいます。

 整髪料のつけっぱなしなども髪には非常に悪いので注意しましょう。整髪料などに含まれている油分は皮脂と混ざり合って酸化します。これが毛穴に詰まってしまうと、頭皮の新陳代謝がうまく機能しなくなり、髪が健康に成長しなくなってしまうので注意しましょう。

その結果として、薄毛が進行してしまうのです。生活習慣の乱れも薄毛の原因であることをきちんと理解した上で、生活習慣をきちんとすることが大切です。

おわりに

 年齢を重ねると薄毛に悩まされる人が徐々に増えてきますが、20代でも薄毛になる可能性は十分に可能性があります。そのため、若いうちから薄毛対策をしておくことが非常に大切です。日常的な薄毛対策は特別なものではありません。気をつけるポイントをきちんとおさえて実行するだけなので誰でも実行可能です。薄毛対策に有効なポイントをきちんと理解してヘアケアを行えば、薄毛の進行を遅らせることも可能です。

 

人工毛についてはこちら

人工毛の発達がスゴい!ウィッグ・かつら・植毛など薄毛・抜け毛対策まとめ