チョコレートと薄毛は?カカオポリフェノールが鍵を握る!?
ワインで有名なポリフェノール。 さまざまな健康効果が期待できると話題の成分です。しかし、ワインはアルコール。 薄毛の方にとってハードルが高く、避けている方もいるでしょう。とはいえワインに負けないポリフェノール量を含有しているのがチョコレート。これであればいいだろう、と多く摂取されている方もいるでしょう。 しかし、薄毛にとってチョコレートは良いのでしょうか。ここでは、薄毛とチョコレートの関係性を探ります。
ポイントはカカオポリフェノールの効果!
チョコレートはスイーツなので、薄毛に効果がない…というイメージを持つ方もいるでしょう。しかし、ポリフェノールの中でもチョコレートに含まれているカカオポリフェノールIGF-1という成長因子を増加させる効果があると期待されているのです。 IGF-1は私たちの体に良い効果を与えることで知られていますが、特に毛髪に関してはとても良い効果を発揮すると話題です。 例えば、IGF-1は毛母細胞を活性します。毛母細胞はヘアサイクルを正常に保つためにはひじょうに重要な役割を持っていますし、辛いものを食べると増える…などと言われ話題となっている成分です。 育毛や発毛について考えれば、IGF-1の活性化は必須。カカオポリフェノールを積極的に摂取していきたいたですね。
ストレス緩和が大きな影響を与える
カカオポリフェノールにはさまざまな健康効果が期待されています。抗炎症作用によって血管が健康的になりますし、結果的に動脈硬化を防ぎます。 血流が良い状態であることは栄養がバランス良く頭皮にも運ばれるということ。結果的に抗炎症作用で血管が健全な状態になることで、血流が良くなり頭髪も元気に育つようになるわけです。 さて、そんなポリフェノールカカオですが、より注目すべきがテオブロミンやGABAです。特にGABAは話題になっている成分として注目されていますが、自律神経を整えることで知られている注目の成分です。 ストレスを受けている状態は交感神経が優位になっているため、血管が収縮して動脈硬化を起こしやすい状態になっている感じです。当然、血流がよくなれば頭皮に栄養がたっぷりと行き渡るため、健康的なヘアサイクルへ戻すことができるのです。 現代人は常にストレスを感じ、日々をぐったりした状態で過ごしています。そうではなく、ストレスと上手に付き合っていくことも、健康や頭皮にとっても良いことなのです。
選び方が肝心!?
さて、そんな頭皮にもイイこと尽くめのチョコレート。たっぷり購入し、薄毛をケアしていこうと思った方もいるでしょう。 しかし、深く考えずにチョコレートばかりを食べると悪影響が起こる可能性があるので注意が必要です。 まず、チョコレートにさまざまな添加物を入れているものを食べ過ぎれば、体に悪影響が及ぶことはわかるでしょう。 さらに、カカオポリフェノールはカカオに含まれているものですので、カカオ含有量が少なければ当然満足な量が摂取できません。最低でも、カカオ70%以上のチョコレートを摂取しなければ効果が期待できないでしょう。 さらに、カカオは油分を多く含む食品であるため、甘くないと思って摂取し過ぎると肥満になる可能性もあるので注意。 もちろん、どんなチョコレートでも食べ過ぎて本来の食事がおろそかになれば、結局必要な栄養素を摂取できず頭皮に悪影響が及んでしまうのです。
適量は50g程度
では、どのくらいチョコレートを食べるのが良いのでしょうか。おすすめは、50g。毎日、カカオを70%以上含んでいるチョコレートを50g程度摂取し続けることが効果的だと言われています。ストレスを上手に軽減させ、栄養もゲット。 ぜひ、チョコレートと上手に付き合ってみてください。