薄毛対策の基本は、ストレスを軽減するところから!

AGAストレス人工毛

薄毛対策をこうじているのに、なかなか改善していかない。それらは、AGAという可能性がありますが、この進行を早めていたり、悪化させているのはストレスである可能性もあります。

 

多少のストレスは人間生活を潤わせると言われていますが、過渡なものになると悪影響を与え、身体にさまざまなダメージを与えることになります。ここでは、ストレスと薄毛の恐ろしい関係性について考えていきます。ぜひ、参考にしてみてください。

自律神経の乱れについて

 

私たちは、交感神経と副交感神経のバランスによってストレスを感じたりリラックスしたりします。

 

交感神経が有意になると、脳の視床下部などを起点にストレスホルモンを脳内や体内に放出する指令が出され、それが私たちにストレスという不快な感情を引き起こさせていると言われています。例えば、体が硬直したり、イライラしたり、汗が吹き出してきて緊張したり、こういったのは全て交感神経が関係しています。

 

生物学的に、敵と戦うときなどはストレス状態のような注意力が高まっている状態でないと危険なため、この反応は正しいと言えます。

 

逆に、副交感神経は敵に襲われる不安が無い状態を示唆しており、体に力は抜け、良い意味でやる気がなくなり、気分が良い状態です。前述したように、このバランスが良ければ問題はないのですが、現代の社会において交感神経が有意になるような事象が多く、バランスを保てない人たちが多くいます。実は、この過渡なストレスが薄毛を進行させてしまう可能性があるのです。

血流が悪くなる

 

まず、交感神経が有意になってしまうと、筋肉の収縮が起こります。さらに、血管収縮も起こるため、血液の流れが副交感神経有意の状態に比べると悪くなり、頭皮に栄養が行き渡りにくくなってしまうのです。日常生活のストレス程度であれば問題ありませんが、24時間心が休まるときが無い…という状態が続けば当然、頭皮にとって悪影響が起こることは間違いありません。

睡眠の質が下がる

 

近年、睡眠の大切さが叫ばれていますが、集中力や日中のパフォーマンス、勉強などそういった部分だけでなく、頭皮にとっても深刻なダメージを与えることが分かっています。

 

交感神経が有意の時は、ストレスホルモンであるコルチゾールやアドレナリンなどが多く分泌されるため、興奮状態になります。

 

例えば、寝る際に仕事のことを考えてイライラしたり不安になったり、ドキドキしたりすれば、誰だって心地よく眠りにつくことはできません。さらに、睡眠に入ったとしても眠りが浅く、何度も目が覚めてしまうということもあるかもしれません。

 

髪の毛を成長させると言われている成長ホルモンは、入眠後の3時間に多く分泌されると言われており、じっくりと質の高い睡眠を取れていないと、毎晩十分な栄養が頭皮に送られていないことになってしまいます。これでは、薄毛が進行しても仕方が無いのです。

タンパク質にも悪影響?

 

ストレス過多な状態は、内蔵機能にも悪影響を与えます。当然、強いストレスを受け続けることで、体内のさまざまな臓器に悪影響が出てくることは想像に難くありません。

 

内蔵機能が低下してしまうと、亜鉛という成分が不足がちになります。この亜鉛は、髪の毛の成長にとても重要なタンパク質の生成に重要な関わりを持っており、正しいヘアサイクルを乱してしまうことにもなるのです。

ストレス軽減で薄毛対策

 

頭皮自体に良いシャンプーや食生活、AGAケアを行うことはとても良いことです。しかし、ストレスを貯め過ぎてしまうことで、それらの努力が水の泡になってしまうこともあります。

 

ストレス過多な今の時代、ストレスを無くせというのは非現実的かもしれません。しかし、できるだけ自分の力でストレスを取り除く処世術を身につける必要があるのです。ぜひ、参考にしてみてください。