AGA治療は自力?それとも専門クリニックがいいのか?

AGA人工毛

AGA(男性型脱毛症)に悩んでいる方は少なくありません。近年、AGA(男性型脱毛症)を対象とした専門クリニックなども増加傾向にあり、気休めではなく、しっかりと治癒していくことが推奨されています。

 

さて、そんなAGA(男性型脱毛症)。本当に通院しながら治すことができるのでしょうか。ここでは、AGA(男性型脱毛症)で通院する際のメリッットやデメリットなどを解説していきます。

AGA(男性型脱毛症)とは?

 

AGA(男性型脱毛症)は、読んで字の如く、男性における特有の薄毛になってしまう症状のひとつです。男性ホルモンにはさまざまなものがありますが、その中にテストステロンというホルモンが鍵を握っています。

 

テストステロンは、AGA(男性型脱毛症)においては悪者にされていますが、本来は男性らしさを高めたり、自信、性欲、リーダーシップを発揮するなど良い方向で知られています。

 

しかし、テストステロンが何らかの影響で血液にのって毛母細胞に入ってくるようになると、そこでとある還元酵素と結合し、ジヒドロテストステロンという成分を生成してしまいます。

 

このジヒドロテストステロンは、髪の毛の生成サイクルを狂わせてしまうことで知られており、これが要因で薄毛が進行してしまうと考えられています。この症状をどこかで食い止め、さらに発毛をしていくことで薄毛を治そうというのが、AGA(男性型脱毛症)治療の目的です。

クリニックでは何をしてくれるの?

 

AGA(男性型脱毛症)の専門クリニックでは、先に問診などが行われ、治療が必要なのかチェックされます。そして、治療が必要だと判断された場合にその人に合った治療法が提示されます。基本的に、AGA(男性型脱毛症)の専門クリニックで行われるのは治療薬での治療です。

 

AGA(男性型脱毛症)は、前述したテストステロンや還元酵素、ジヒドロテストステロンなどの影響であることが分かっているため、このどれかの作用を阻害させるなど、そういった役割をもった治療薬が処方されます。

 

ドラッグストアなどでも育毛剤が売られていますが、そういったものより効果は当然高いため、発毛が期待できるのではないでしょうか。

自宅でもAGA(男性型脱毛症)はケアできるか?

 

さて、それでもAGA(男性型脱毛症)の専門クリニックに通院するのは嫌だ、という方もいるでしょう。プライドもありますし、自分で治せるのであればそれにこしたことはありません。

 

まず、ドラッグストアをはじめ、通販などで治療薬を購入したいのであれば、必ずその効用をチェックする必要があります。

 

前述したような経路でAGA(男性型脱毛症)は進行するため、この経路にまったく関係のない栄養素だけが入った治療薬では、いっこうに良くなりません。しかし、逆にしっかりとした治療薬の場合は医薬品であることも多く、副作用の可能性もあるので注意です。必ず、医師に判断してもらって処方してもらうことをおすすめします。

 

また、日常的に使うシャンプーなどにもこだわりましょう。アデランスのスカルプ系シャンプー、「ヘアリプロ」など、こういった専門メーカーが販売しているものがおすすめです。

 

そのほか、ストレスをできるだけ軽減する対策をとったり、バランスの取れた栄養が摂取できる食事、適度な運動、頭皮に負担をかけないヘアスタイルなど細かな部分にもこだわっていきましょう。時間はかかるでしょうが、効果はゼロではないので期待できます。

通院は高いがおすすめ

 

しかし、自力でAGA(男性型脱毛症)をケアするのはかなりの専門知識、正しい治療薬の選択が重要になってきます。また、薄毛が進行してしまっている場合、モチベーションを保つのも辛いかもしれません。

 

できれば、AGA(男性型脱毛症)の治療は専門クリニックで行った方が良いでしょう。少々、高額になりますが、安心して治療を続けることができるはずです。