乾燥フケか脂性フケとは?薄毛のサインを見逃すな!
毎日、一生懸命仕事に励み努力を惜しまない優等生。 ストレスフルな生活を送りながらも社会のために努力を続ける、正しい人生を送ってきていると自負している方も多いでしょう。しかし、こんなに頑張っていても薄毛になると人生が一変。 人からの視線も気になってきてしまい、今までのパフォーマンスが発揮できなくなるかもしれません。薄毛予防は早いことにこしたことはありません。 ここでは、フケと薄毛発見の関係性を見ていきましょう。
フケが出る理由
頭をかきむしっていると、白い粉のようなものがぽろぽろとこぼれ落ちて来ることを確認できるはずです。 部屋や外に舞うホコリの可能性もありますが、基本的にはその正体はフケと考えて間違いは無さそうです。 フケとは、角質細胞が表面に押し出されたものであり、アカと同様の存在と考えて遜色ありません。 新陳代謝によって起こることであり、多少のフケであればそこまで気にすることはないでしょう。 そもそも私たちはどんなにキレイにしていてもフケを発生させており、それはほとんど目に見えません。問題は、あまりにも大きくなフケが止まらなくなる…ということなのです。
大きなフケとは?
今、頭をかきむしってみましょう。その時、かなり大きなフケが多く出てきているとしたら要注意です。 頭皮が不潔だった場合や頭皮を傷つけてしまった時、過激な刺激を与えるシャンプーを使用した時、ストレスや睡眠不足がたたって体調不良の時。こういった時に、フケは目に見える大きなカタチで頭皮から出てきます。 とはいえ、こういったフケが発生したら確実に薄毛になる…というわけではありません。同じフケであってもどういったタイプのフケなのか、そこが重要になってくるのです。
乾燥と脂性の違い
前述したように薄毛にはさまざまな種類が存在していますが、基本的には二つの大きな種類があります。 それが、乾燥フケか脂性フケです。乾燥というのは、頭皮の皮脂のバランスが悪いために起こります。 粉状になっているフケの場合、頭皮の皮脂が出ていないため乾燥状態になっている…と考えていいでしょう。一方、脂性フケの場合は皮脂の分泌量が過剰になっていることで起こるフケです。 油っぽく、湿っているようなフケが多く出る場合は脂性フケを疑ってもいいかもしれません。さて、問題は脂性フケと乾燥フケのどちらが薄毛のサインか…ということですが、双方に可能性がある…と言えます。
双方の危険性とは?
まず、脂性フケの場合は脂性のフケが頭皮の毛穴を塞いでしまうことになります。当然、頭皮全体が脂っぽい印象になりますし、かゆくなってきます。 さらに、脂性フケは脂ですのでそれを餌に細菌が増殖してしまい、結果的にかゆみと炎症を起こしてしまう可能性があるのです。 結果、「脂漏性脱毛」と呼ばれる症状に繋がることも考えられるため、こういったフケが多く出始めた時には注意が必要になります。一方、乾燥しているフケは安全なような気がしますがこちらも要注意。 こちらも、毛穴をしっかりと塞いでしまうことがありますし、結果的に頭皮自体が乾燥していき髪の毛が痩せて「ひこう性脱毛症」になる可能性もあります。 皮脂が出ることが嫌だ、フケが多いのは不潔なせいだ…ということで過剰に洗髪したり、刺激の強いシャンプーを使っている人が「ひこう性脱毛症」になりやすいと言われています。
サインと捉えること
ただし注意すべきが、こういった種類のフケが出てきたからといって薄毛になる、というわけではありません。 逆にいうと、薄毛になる危険信号であり、これらの症状を放置していると危険という捉え方が良さそうです。 ぜひ、自分のフケの状態に留意し、薄毛対策を早急にスタートさせましょう。