ストレスからの薄毛は大丈夫?回復方法とは?
薄毛になっている方は、日々頭皮に良いと言われているアイテムを利用してヘアケアをし続けていると思います。もちろん、正しいシャンプーやヘアケア剤を使用するのは大前提です。
しかし、精神的な部分もしっかりとケアしないと、薄毛が進行してしまう可能性があるのです。それが、ストレスによる薄毛です。ストレスと薄毛は関係無いと思っている方もいますが、とんでもない。大アリなのです。ここでは、ストレスと薄毛の原因を紹介します。
ストレスは血行不良
ストレスとは、少し生理学的に説明すると、交感神経が有意なっている状態ということになります。ストレスを受ける事象が発生すると脳の下垂体という部分が関連して、ストレスを感じるとストレスホルモンを放出します。
それらが全身の血流にのって筋肉を収縮させたり、動機を激しくしたり、動向を大きくしたり…つまり、戦闘態勢をつくるわけです。敵が来てもすぐに対応できるため、私たちがストレス反応を示さなくなったら、それはそれで問題なわけです。
一方、リラックしている状態というのは交感神経の逆であり副交感神経が有意になっている状態です。眠りに落ちる瞬間であったり、お風呂に入ってぼーっとしている時など、リラックスタイムはこの状況になっています。
緊張状態の真逆であり、血流も良くなるので体がポカポカしてきます。さて、そんなストレスが薄毛と関係あるのか、と思ってしまう方もいるでしょう。まず、交感神経が有意になると血管が収縮してしまうため、頭皮に栄養が届き肉なったり水分が届きにくくなります。
まず、栄養素は毛髪の末端部から入って行くのですが、ストレス過多の生活だとそれらが足りなくなります。さらに、水分が行き渡らないことによる極度の乾燥で余分な皮脂が分泌。不潔な頭皮になってしまうのです。
ホルモンバランスにも注意!
ストレスが増加していくと、我々はホルモンバランスが崩れていきます。ホルモンバランスが崩れてしまうと、頭皮へ悪影響を及ぼしたり、体内の他の部分にも悪影響が訪れてしまいます。結果的に、必要な栄養素が髪の毛よりほかに届いてしまい、頭皮がどんどん栄養不足になってしまうこともあるのです。
当然、そうなれば頭皮はどんどん薄くなっていき、最終的に取り返しのつかない状態にまで進行してしまいます。ストレスは、頭皮にとってとても悪い影響を与えている、ということを忘れないようにしてください。
ストレスの上手な解消法を見つける
まず、ストレスとの付き合い方を考え直しましょう。ストレスは、私たちが生きていれば必ず受けざるを得ないものであり、逃げるわけにはいきません。ストレスを無くすために、仕事も家事も全てやめてしまい、全てを諦めるという方もいますがそれはそれでストレスになります。
私たちは、無意識にストレスを感じるように体ができており、そのバランスが整っているから正常に生きて行くことができます。
どちらかが極端であってもいけないのです。近年、話題となっているのがストレスコーピングというストレス解消法です。これは、自分にとってのストレス尺度と同様レベルの解消法で相殺していく、という方法です。
例えば、自分にとってAというレベルのストレスを受けたら後でAというストレスレベル分の解消法を行います。
それが、人と話したり散歩したり、ゲームしたり人それぞれ違います。Bというストレスがあったら、それに相当するストレス解消法を見つけておき、日々実践していきます。
ストレスを受けても、解消ができるということで心が軽くなり、薄毛対策にもなるのです。ストレスを溜めすぎることで、自分自身の心が破壊されてしまいます。ぜひ、参考にしてみてください。