抜け毛の状態でわかる?薄毛 になる危険性ある毛髪とは!?

栄養薄毛

薄毛に悩んでいる方であれば、日々抜けている自分の毛髪を見て落胆してしまっているかもしれません。できるだけ今ある髪の毛が抜けていかないよう、大切に扱っていると思いますが、実は抜け毛は薄毛で無い方も含めて毎日起こることであり、神経質になり過ぎない方が良いと言われています。

実は抜け毛より大切なのは抜け毛の状態であり、抜けてしまった毛髪の状態によって薄毛に近づくか否かが分かるのだそうです。ここでは、抜け毛の状態について考えていきましょう。

毎日ちゃんと毛は抜ける

そもそも私たち人間は、どんな方であっても必ず毎日毛が抜けています。ふさふさな毛髪である方であっても、毎日最低でも50本以上は抜けていますし、多い方であれば100本抜けているとも言われています。

もちろん、それ以上それ以下という方もいますし、若い頃からこの状況がこれといって変わっていないのであれば心配する必要はありません。毎日誰でも抜ける、というのであれば誰もが数年後にはつるっぱげです。

しかし、毛が抜けることにより新しい髪の毛が生えるというサイクルになっているため、一般的には髪の毛がふさふさしているわけです。深刻に考えすぎることがストレスとなり、それが薄毛に繋がってしまうので、抜けることは自然であるとまず理解しておく必要があるでしょう。

問題無い抜け毛とは?

しかし、ここで注意しなければいけないのことがあります。それが、良い抜け毛と悪い抜け毛が存在していることです。髪の毛は日々成長し続けていますが、ある一定の成長期を迎えるとそれ以上成長せずに抜けてしまいます。

これは、栄養素がしっかりと髪の毛に行き届いており、髪の毛が十分に成長して役割を終えることにより新しく生え変わる状態だから抜けるのです。

その時チェックしたいのが、毛根です。抜け毛を見た時に、毛根が真っ白であればそれは既に役目を終えた毛髪であることが分かります。抜け毛をしっかりとチェックして、毛髪が白ければ安心して健康的な日常生活を送り続けて大丈夫でしょう。

危険な抜け毛

一方で、あまり感心できない抜け毛の状態もあるので注意してみましょう。ダメな抜け毛として知られているのが、毛根が黒い状態の抜け毛です。毛根が黒いということは、成長途中の抜け毛でありしっかりと成長しきれないままに抜けてしまっている、ということなのです。

また、見分けるポイントとしては細く、短い毛であれば尚更危険と言われています。

白い紙の上に毛髪を散りばめると分かりやすいですが、こういった抜け毛が異様に多いと感じたら毛髪に栄養素などが行き届いておらず、放置しておくと薄毛が進行してしまう可能性があります。

ヘアサイクルが乱れる理由

成長途中で毛髪が抜けてしまうのは、ヘアサイクルが乱れている可能性があります。ヘアサイクルは、成長期から退行期、そして休止期という段階を経て脱毛が起こります。大抵ですが、人間が3~5年の周期でこういった状況になると言われています。

それが、数日で抜けてしまうというのは明らかに問題であり、ヘアサイクルの乱れによるものと考えられます。

前述していますが、ヘアサイクルに乱れが起こる理由は遺伝など、さまざま考えられますが、ストレス過多な生活をしているとか、食生活が偏って乱れているなど、日常生活に問題があることが多いと言われています。

血流が悪くなれば、栄養素が毛髪に届くことが無くなるため、成長できずに髪の毛が抜けてしまいます。

ストレスも、血管を収縮させるため、自律神経が乱れて栄養が届きません。乾燥状態になり、皮脂が余分に出てしまうことも関係しているでしょう。ご自身の抜け毛の状態をしっかりと見極め、生活を改めることが薄毛対策の基本となっていきます。ぜひ、注意してみましょう。

 

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