薄毛をケアするには睡眠が重要!睡眠時に注意すべきこととは!?
頭皮に良いと言われているシャンプーなどを使い、その後にしっかりと頭皮ケア。
あとは寝るだけ、というところで安心しきっている方も少なくないでしょう。薄毛ケアで重要なポイントはやはりシャンプーですので、ここさえしっかりと守っていれば、後は何となくで良い…と思い込みがちです。しかし、就寝時にも薄毛を悪化させてしまうかもしれい事柄がたくさんあります。
ここでは、就寝時の頭皮ケアについて考えていきます。
スマホを見続けていないか?
近年、スマートフォンの広がりにより、スマホを持っていない人を探す方が難しいような時代になりました。
高齢の方であればあまりチェックしていないかもしれませんが、30代から50代の方であれば就寝時には必ずスマホをチェックしている、という方もいるはずです。
さまざまなメディアや健康本でも話題になっていますが、スマートフォンを就寝前にチェックするのは質の高い睡眠を妨げる根本的な原因です。数多くの情報に興奮して交感神経が優位になることはもちろん、画面が明るいため、脳が日中だと勘違いしてしまうというのです。
良質な睡眠は頭皮へ栄養を届けるための基本中の基本です。どんなにシャンプーにこだわっていても、質の高い睡眠が取れていなければアウト。できれば、就寝時一時間前まではスマホをチェックするのはヤメておきましょう。
寝返りを打っていない
起床時、何となく夜寝る前と違う格好で起きることがあります。寝相が悪い、などと笑われる方もいるかもしれませんが、これはごく自然なことであり、むしろ寝返りを打てない方が危険と言われています。
実は、私たちは一晩で多くて30回は寝返りを打っていると言われています。寝返りにより、血液が一部分に滞留せずに体全体に行き渡るということです。
リンパ液の流れも滞ることがありませんし、健康な就寝スタイルと言っても良いでしょう。
そうなると、寝返りを打てない方は血流が悪くなってしまい、バランス良く頭皮に血流が届けられない…ということになるのです。成長ホルモンの分泌により、睡眠の質を高めることが重要。ぜひ、寝返りが打てていないかチェックしてみましょう。
圧迫性脱毛症の恐怖
さて、寝返りが打てないことで栄養素が頭皮に届かないというのも危険なのですがより注意したいのが、「圧迫性脱毛症」です。圧迫性脱毛症とは、一定期間同じところが圧迫されることで引き起こされる脱毛症であり、ヘルメットを長時間、長期間着用している方などがなりやすいと言われています。
圧迫性脱毛症は、頭皮の一部分が一定時間圧迫されることで血行不良が起こり、脱毛が起こる現象となります。全体的にそこまで抜け毛が多いわけでないのに、一部分だけが異様に薄くなってきた、という方は特に圧迫性脱毛症を疑っても良いでしょう。
寝相など、大の大人がなかなか気にするところではないかもしれませんが、薄毛対策には大きな問題を引き起こすのです。
質の高い睡眠を取るために
質の高い睡眠を取るために必要なことですが、やはり寝具を徹底して揃えてみるというところです。どこでも寝れる、別に寝具なんてどっちでもいい。
男性の場合、こういった方も多いかもしれませんが、年齢が高まるにつれ若い頃のようには身体が回復していきません。特にこだわるべきは、マクラでしょう。
あまりにも強い圧迫となったり、寝返りが打てない形状だったりする場合は要注意です。近年、比較的安価な価格でマクラをオーダーメイドできる店鋪もあります。
マクラ無し、という寝方が血行を良くするということで話題ですが、眠れなくなる方もいると思います。シャンプーなどにこだわるのはもちろん、ぜひ就寝時の体制にもこだわってみてはいかがでしょうか。