薄毛の原因はいろいろあるので注意！

薄毛。このひと言で適当に終えられているところがありますが、その原因はさまざま存在しているのでバカにはできません。AGAはもちろん、ひと言で薄毛といってもいろいろあるようです。ここでは、薄毛と思われる原因をいくつか解説していきます。ぜひ、参考にしてみてください。

薄げの要因とは？

そもそも、薄毛とはどんな状態を指しているのでしょうか。まず、簡単に言うと見た目に一部の毛髪が薄くなっている状態は薄毛ですので分かりやすいでしょう。

しかし、それだけでは漠然としていますし、具体的な薄毛の定義が欲しいという方もいるはずです。まず、私たち人間は1日に50〜100本の脱毛をしていると言われています。しかし、その抜け毛が過剰になって150本以上になってきたら、黄色信号なので注意しましょう。

当たり前の抜け毛の本数が、思ったよりも多い。これは、間違いなく過剰な抜け毛という状態です。では、その抜け毛はどんな影響があって抜けているのか、ここでチェックしていきましょう。

薄毛になってきている、そんな時の原因が、Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」、AGAと考えられています。

遺伝によるものが大きいといわれており、生え際や頭頂部などから薄毛になっていくことが挙げられています。男性ホルモンである、テストステロンという物質が正常に毛髪に影響しないことから、結果的に毛髪の育毛サイクルが狂ってしまい薄毛になってしまうという流れになっているそうです。

治療法としては、AGAの専門医から処方される薬物治療が効果的と言われていますが、未だまだ特効薬的なものは出てきていません。

近年、男性の薄毛の要因は全てAGAが原因と言われてきていました。しかし、そもそもの話として毛髪にしっかりと栄養が届いていないのでは育毛サイクルが狂ってしまう、というのは仕方が無いところです。

例えば、毛乳頭にある毛細血管に正しく血液が届かない限り、毛髪に栄養が届くことはありません。例えば、植物に栄養が届かなければ枯れてしまうのと一緒で、毛髪も栄養が届かなければ枯れてしまうわけです。

睡眠不足や偏った食事、さらにストレスなど、さまざまな要因が考えられます。AGA以前に、毛根にしっかりと栄養が届いていなかったという原因も探ってみる必要があるでしょう。

脂漏とは、本来必要最低限の皮脂が頭皮の毛穴から出るところ、以上に脂が出てしまう状態の症状を指しています。当然、毛穴は余分な脂によって詰まってしまいます。

汚れ、ホコリなども溜まっていってしまい、炎症を起こして毛髪がダメージを受けると考えられます。頭皮の毛根が脂で詰まってしまったら、そこから毛髪が成長することはありません。

結果的に、薄毛が進行してしまうというオチです。帰宅後に以上に皮脂が分泌されていると思ったら、脂漏を疑ってもよいかもしれません。

薄毛になってしまう要因のひとつに、頭皮部分が突っ張ってしまっている可能性がある、という症状があります。

頭蓋骨と頭皮の間の血管が圧迫されてしまうことにより、血流が滞ってしまい、栄養が頭皮にしっかりと届いていないという見解です。

これは、成長に伴って頭皮が硬くなってしまうことで起こると言われており、あまり例を見ませんが、知らぬ間に自分がそうであることがあります。

抜け毛が異様に多くなってきたと感じたら、頭蓋骨と頭皮の間の血管を圧迫について調べてみると良いでしょう。

抜け毛が増加してきた場合、それには必ず原因が存在しています。何となくで済ますのではなく、しっかりと専門医に相談することが重要になります。自分で勝手に判断するのではなく、カナあらず専門医の指示を仰いで行動するようにしましょう。