夏と冬で変化させる？帽子の選び方ひとつで薄毛に影響を与える！

薄毛に悩んでいる方、AGAの治療中の方。さまざまな方がいらっしゃると思います。そんな方は、外出時はできるだけ周囲に薄毛がバレないように帽子を着用すると思いますが、その帽子選びで頭皮環境が悪化してしまう可能性もあるので注意です。

ここでは、薄毛の方が気にしたい帽子の選び方について解説していきたいと思います。

夏は通気性の良さと紫外線カットに注意！

夏場、薄毛でなくても帽子が活躍する季節です。

一年でもっとも紫外線が厳しい季節であることから、薄くなった頭皮が直接それを受けてしまうと、脱毛が促進されてしまうことがあるので注意が必要です。とはいえ、紫外線をカットするために分厚い帽子をかぶる、というのも考えもの。

冬場とは違い、汗が多く出る夏場は通気性が悪いと、どんどんそこに湿気が溜まっていってしまいます。頭皮環境が不潔になり、汚れなどが溜まりやすくなるので注意です。

まず、夏場の帽子選びはUVカット機能がついていること、そして麻や綿といった通気性の良い素材の帽子を使用することを心掛けましょう。また、注意したいのが洗濯が可能なアイテムなの否か、というところです。

夏場は、前述した帽子内の温度が高くなるので汗ばむことが多く、洗濯しないと帽子自体が不潔になってしまいます。当然、さまざまな細菌が帽子に付着していればそれらが頭皮にそのまま移行し、脱毛促進のファクターとなってしまう可能性があるのです。

夏場は、薄毛にとってもっとも怖い季節ではありますが、冬場も手を抜けない季節です。

夏の場合、できるだけ通気性が良いものを選びたいとお伝えしましたが、冬場はあまり通気性にこだわり過ぎない方が良いと言われています。まず、頭皮が活発に活動するといわれているのが、37度前後です。

逆に、それを下回り、どんどん寒くなっていくと頭皮の活動サイクルが停滞してしまうことがあるといわれています。つまり、通気性が良い方が良いと思って、そういった帽子を着用していると頭皮部分の温度が下がり、結果的に血流悪化を促進させてしまうことになるのです。

ウール素材はもちろん、アクリルでも良いので保温性に特化した帽子を選んだ方が良いと考えられるでしょう。ちなみに、冬場は紫外線は弱くなりますが、ある程度出ているので、UVカット機能がついている帽子をできるだけ選びたいところです。

大きな帽子より、サイズがビシっとあった帽子の方がスタイリッシュに見える。そういったこだわりで、サイズがキツメの帽子を着用する方もいるでしょう。

確かに、ファッション性だけを考えるとそういった方がスタイリッシュな形状のアイテムもありますし、薄毛だからこそオシャレに見せたいと思うはずです。

しかし、サイズがキツ過ぎる帽子を選んでしまうと、頭皮がギュッと締め付けられてしまい血流が悪くなってしまいます。酸素、栄養がしっかりと頭皮の毛母細胞に届かない時間が長くなればなるほど、育毛サイクルが悪くなっていき、薄毛の進行が早まってしまう恐れがあるのです。

もちろん、マッサージをしたり、しっかりとシャンプーをしてリラックスさせたり、その後のケアを怠らないのであれば、まだいいでしょう。とはいえ、できるだけリスクは軽減させた方が良いことは事実です。

薄毛を気にして帽子をかぶる、という方は美意識が高い方である可能性が高いと思います。オシャレな方ほど、機能性を無視してしまう傾向にありますが、やはりまずはご自身の頭皮と相談してから帽子を選ぶクセをつけましょう。一日でも早く、頭皮環境を改善するために、ぜひ参考にしてみてください。