考え過ぎも薄毛の原因!ストレスと頭皮の関係を知ろう!
近年、ストレスを抱えている方が増えている状況です。
社会人だけでなく、学生や主婦、年配の方であってもストレス過多な人生を送っている方は少なくなく、それをこじらせ体調を崩される方も少なくありません。さて、そんなストレスですが、実は薄毛にも大きな影響を与えていることが分かっています。ここでは、薄毛とストレスの関係について考えていきたいと思います。
血行不良が問題か?
ストレスが薄毛によくない、というのはよく言われていることです。しかし、ストレスは私たちの生活において確実に無くすということは不可能ですし、むしろストレスが無いと人体に悪影響が及びます。ストレスは、基本的に外敵と戦うためのモードであり、だからこそ私たちは仕事ができたりスポーツができたり、さまざまな物に立ち向かうことができるのです。
しかし、このストレスと落ち着きのバランスが崩れてしまうと、常に緊張状態になっており血流が悪化します。
血行不良の状態が続いてしまうと、当然脳に血流が届かなくなってしまい水分不足による過渡な乾燥、そして栄養素などが行き届かない状態になる、という悪影響が訪れます。もちろん、ストレスによって睡眠不足という事態を招く可能性があり、ホルモンバランスの崩れによって毛髪の成長を妨げることもあるのです。
まず、ストレスが薄毛に影響を与えているとしたら、血行不良が関連している、ということを考えておきましょう。
これはストレスによる抜け毛?
健康な頭皮の方であっても毛髪は抜けてしまいます。これは、新しい毛髪になっていく過程であり、ごく自然なことなので気にすることはありません。しかし、この抜け毛がストレスによるものだと判明したら注意が必要です。
まず、ストレスで毛が抜けてしまっている場合は毛根に膨らみが無い状態、ということが言えます。一般的に健康な毛根であればその部分はふっくらと膨らんでいるのですが、ストレスでの抜け毛は毛髪が成長していないため、毛根がほっそりとやせ細っているのです。この状態になったら赤信号と考えて良いでしょう。
また、抜け毛をチェックした際に毛根が白いのでれば正常です。これは、成長しきった証拠ですので、特に気にすることはないでしょう。
しかし、毛根が黒かったら問題です。ストレスによって毛根が発達していない場合、成長途中で抜けてしまってるため、ストレスが影響している可能性があるわけです。もちろん、ストレス過多になっているのに放置し続けていると、円形脱毛症になってしまいます。
まだ、円形脱毛症については分からないことが多いようですが、自己免疫疾患のひとつが原因と言われておりストレスが関わっているのです。
ストレスからの開放とは?
しかし、毎日の生活の中でストレスを避けて通るわけにはいきません。仕事もいきなりやめることはできませんし、学業、さらに日常生活でストレス要因になる事柄を放棄できないでしょう。
そんな時、できるだけ空いた時間に癒しの効果が実感できる瞑想などをして心を落ち着けましょう。
近年、マインドフルネスといった、手軽な瞑想法によって脳の神経に良い影響がありストレス状態をコントロールできる、という研究などが多く報告されています。良い香り、心落ち着く音楽、温かいお風呂。できるだけ、何も考えないという状態をつくることがストレスを軽減させるコツです。
疲れている時、私たちはほかのことをして気を紛らわせようとします。しかし、スマホを見たり、ゲーム、本、旅行、ドライブは交感神経を刺激するため、本当のストレス解消になっていないと言われています。
まず、何も考えずにぼーっとする時間を取りましょう。できるだけ、ストレスと向き合えるように訓練することが薄毛対策のコツなのです。