水分補給は薄毛に関係ある!?1日1.2リットルは水を飲もう!
とにかく毎日暑過ぎる…。 そんな日々を過ごしている薄毛の方も多いでしょう。紫外線が強くなる夏場、薄毛対策とすれば頭皮環境により気を使うということになります。通気性のよい帽子や正しい洗髪、生活習慣の改善。これらが薄毛対策として功を奏すでしょう。 しかし、案外忘れられがちなのが、“水分補給”。これが大切なのです。ここでは、水分補給の大切さについて考えていきたいと思います。
水分補給と薄毛?
夏場、熱中症対策として薄毛対策を行うことは基本中の基本です。35度を超える上にムシムシする日本の夏。歩いているだけで大量の水分が失われるわけですから、常日頃の水分補給が大切となります。しかし、薄毛と水分が足りないことと頭皮の関係があるのか疑問ではないでしょうか。 イメージとすれば水分が足りなければ薄毛は進行するといった印象ですが、本当のところはどうなのでしょうか。
大切なのは内側の髪の毛
単純な話、水分補給をしないことで髪の毛がどんどん抜けていく…ということはありません。 もちろん水分補給をしっかりとすることで、髪の毛に潤いなどがもたらされますが、いきなり水分補給で髪の毛がバッサリ抜けるということは考えにくいでしょう。 事実、なかなか水を飲まない方ばかりが薄毛になって話題になっている…という事実も聞いたことはありません。 さらに、熱中症になった方で髪の毛が無くなるとか、ミイラなどに髪の毛が残っていることを考えると、単純に水分不足が薄毛を招くとはいえないでしょう。 とはいえ、水分補給はこれから生えてくる髪の毛に影響を与えると考えることができます。私たちの髪の毛は目に見えているところだけでなく、内側部分にも存在しています。それら、内側の髪の毛が育ち目に見えた髪の毛となるわけです。
血流が関係
仮に水分不足になった場合、私たちの体の中にはどういった影響が及ぶのでしょうか。 まず、水分が足りなくなると血液がドロドロになっていきます。血液がドロドロになるということは、血流を滞らせることになります。頭皮に大切な栄養が送られなかったり、体調不良を起こしたり、さまざまな影響が出てしまうのです。 また、水分不足になることでもっともシンプルな影響が乾燥です。水分不足が過渡になると頭皮がどんどん乾燥していき、フケや炎症などが発生してしまいます。やはり、水分補給は薄毛対策としてはとても重要なものなのです。
1.2リットルは飲みたい
とはいえ、水分を飲めといってもどの程度飲む必要があるのでしょうか。厚生労働省によると、成人男性であれば1日に平均2.5リットルは水分を摂取しなければいけないといわれています。 しかし、無理に2.5リットルの水をがぶ飲みすると腹痛を起こしたり、ストレスになったり、経済面に負担がかかることもあるでしょう。じつは、食事だったり、体内で作られる水分があるため実際いは1.2リットルほどでいいといわれているようです。 1日に1.2リットルということは、朝と昼、夜に500mlのペットボトル分の水を飲むだけでも、簡単にその範囲を超えることができるのです。 現代人は、一生懸命働きすぎてしまったり、勉強のしすぎで自分の体調のことは後回しという場合が少なくありません。そのため、自分では飲んでいるつもりでも、全く水分が補給できていなかった…ということもあるのです。
意識することが第一歩!
薄毛の原因は、水分不足だけでなく数多くの問題が絡みます。とはいえ、ひとつずつできることからはじめることが薄毛防止に役立ちます。いきなりいっきりに1リットルレベルの水分を補給するのではなく、1日長いスパンで水分補給を意識するような生活を心がけてみましょう。