髪の毛に良いと言われる海藻類とは?積極的に摂取しよう!

AGA栄養

薄毛に悩みだした方であれば、食生活の改善をまず始めに考えだすのではないでしょうか。手っ取り早く、思い立ったときに変化させることができる食事改善ではありますが、その中に海藻を取り入れる方も少なくないかもしれません。

 

海藻の多くはミネラルが豊富に含まれており、髪の毛だけでなく私たちの体全体を通して重要な役割を担ってくれます。しかし、ここで注意したいのが本当に海藻は髪の毛に良い影響を与えるのか、というところ。その実態を調査しました。

遺伝によるものという意見もある

 

わかめやひじき、昆布などの海藻は、体にとても良いということで知られています。一切、こういった食品を摂取しないのではなく、バランス良く摂取することは髪の毛に限ったことではなく有益なことです。

 

しかし、ここで注意しなければいけないのが、髪の毛研究を長年している方などによると、海草類の摂取は薄毛にさほど効果が無いのでは、という見解があることです。

 

AGA(男性型脱毛症)などは、遺伝による影響がかなり強いということが言われており、海藻を食べない人でも薄毛では無い方もいれば、海藻を日々摂取していてもAGA(男性型脱毛症)になってしまう方もいるようです。

 

とはいえ、海藻などを積極的に摂取しているおかげで、薄毛対策になっているという方もおり、その意見は玉石混淆状態です。

 

事実、まだ不透明な仮説の域を越えていないのですが、体にとって海草類の摂取は悪いことではありません。ぜひ、日々の健康のことを考えるのであれば、積極的に摂取していくべきでしょう。

どんな栄養素があるのか?

 

私たちが普段、口にしている海草類といえば、昆布やひじき、わかめなどが一般的でしょう。なかには、珍しく栄養価が高い海草類もあり人気となっていますが、日常的に日々摂取できるものと言えばこのくらいでしょう。

 

さて、なぜ海草類が毛髪に良いと言われているのかは、髪の毛に良いと言われている成分が多く含まれているからです。まず、髪の毛の成長に欠かすことができない、タンパク質に目を向けてみましょう。

 

特に、100gあたりに含まれるタンパク質の多さではわかめが群を抜いており、これがわかめ=発毛促進というイメージに繋がったと考えられます。さらに、わかめは葉酸も豊富に含まれていることで知られています。

 

髪の毛を構成しているたんぱく質を合成するのに重要な要素であり、細胞形成にも重要と言われています。実は、わかめには100gあたり約18µg含まれていると言われており、ほかの海草類よりもずば抜けて葉酸が多いことが分かります。

 

また、注目したいのがナイアシンやビタミンKという栄養素です。これらは、血流を改善するのに役立ったり、血管の健康維持に役立つなど、頭皮に成長には欠かせない栄養素とされています。

 

これらも、わかめにダントツに含まれていますが、昆布にも含まれています。積極的に、これらの海草類を摂取することは、髪の毛にとってとても良いことなのではないでしょうか。

わかめの効率よい摂取の仕方

 

わかめは、できれば毎日バランス良く摂取していきたいところです。しかし、わかめをそのままぼりぼりとかじる、というのは非現実的でしょう。まず、わかめのお味噌汁や、それが面倒な方は出汁だけのお吸い物などでわかめを摂取してみてはいかがでしょうか。

 

さらに、わかめを細く刻んでお刺身のように食べるとか、焼いて佃煮のようにしても楽しめます。わかめは、私たち日本人にとって重要な海草類のひとつであり、日々摂取したい重要な食品です。

 

薄毛、薄毛でないに関わらず、食生活を見直すきっかけにもなるのではないでしょうか。正しい頭皮ケアなどを続けるのはもちろん、海草類もバランス良く日常生活に取り入れていってみてください。