風邪を引いたら薄毛になるの?風邪と薄毛の関係性について!

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薄毛を気にしていても、自分の体調にあまり気を使っていない…という方は少なくありません。 常々、髪の毛の薄さは気になっているものの…仕事などはおろそかにできずに頑張ってしまう。 そうして体調を崩し、風邪をひいてしまう。風邪を引くとひとまず自宅で療養できるのでいいと思われるかもしれませんが、じつは風邪は薄毛に悪影響を与えると考えられています。 なぜ、風邪が薄毛に悪影響なのかをここで解説していきます。

 

風邪で内蔵に栄養?

風邪を引くと、当たり前ですが咳が出たり頭がくらくらしたり、体調が優れずに体がだるくなります。ウイルスが体に入っている状態ですが、体はそのウイルスを倒すために白血球を戦わせます。 栄養素は基本的に内蔵に送られることになるため、栄養はそのウイルスを倒すために使用されることに…。 何を言いたいのかというと、本来は頭皮に送られるはずであった栄養素が内蔵などに送られてしまい、頭皮への栄養がおろそかになってしまう…ということなのです。私たちの頭皮はさまざまな栄養素を吸収し、正常なヘアサイクルを維持しています。 それが長期的に叶わなくなれば当然ですが薄毛が進行してしまう恐れがあるのです。まず、風邪を引くと頭皮に栄養が送られにくくなる…ということを覚えておきましょう。

 

不潔になりやすい?

風邪を引いた方は病院以外であれば基本的に屋外に出ることはないでしょう。そのため、自宅でじっくりと過ごすことになります。 しかし、風邪の時というのはお風呂に入れなかったり、シャワーも禁止されていることがあります。さらに、長時間ベッドで寝ていなければいけませんので頭皮がどうしても不潔っぽくなってしまう恐れがあるわけです。 同じ枕にずっと頭をつけていれば頭皮が圧迫されて血流も悪くなります。ただでさえ栄養素が少なく状態であるのにもかかわらず、さらに頭皮に栄養素が送り込まれない…というのは致命的です。 しかし、だからといって風邪なのに外を歩き回るわけにはいきません。一刻も早く治療に専念して一日も早く風邪を治癒させることが求められるでしょう。

 

風邪薬にも注意

しかし、一日も早く風邪を治したい…ということで風邪薬をたっぷりと処方する方もいるかもしれません。しかし、風邪薬の多くは抗生物質が含まれており、これは悪い悪玉菌だけでなく善玉菌なども破壊してしまうことで知られています。 そうでないものもあるでしょうが、仮に抗生物質によって体内の善玉菌が弱ってしまうと、体の免疫力が確実に低下してしまうため風邪の治癒がながびいてしまう…という結果をもたらします。 医師と相談の上で処方する薬は決め、ドラッグストアなどで自己判断で薬を選ばないこともひとつの対策なのかもしれません。

 

日常生活と対処方法

まず、風邪を引く引かないにかかわらず、薄毛対策として日頃から免疫力を高める生活をしておくとよいでしょう。ウォーキングだけでも効果がありますので、体を動かす。 さらに、食事もできるだけ良質なタンパク質と野菜、炭水化物などをバランスよく食べる生活を心掛けてください。どうしても、出来合いのものばかりで暮らしていると免疫力が下がってしまう…ということが起こります。 また、仮に風邪などを引いてしまった時のためにドライシャンプーやナイトキャップなど、そういったものに馴れておくと便利です。いざ、風邪を引いてしまった後にそういった行動をしても馴れていないので失敗する可能性があります。 風邪を引く、引かないということにかかわらず薄毛対策は日々の生活の向上に役立ちます。食生活から、普段の生活習慣など、しっかりと薄毛対策をしてみてください。おのずと、風邪も引きにくくなるかもしれませんね。