薄毛の要因はまさかの亜鉛不足!?亜鉛と髪の毛の関係性とは!?

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薄毛が気になってきたから、とにかく育毛剤。そんな方は少なくないでしょう。 薄毛になり始めたことをきっかけに頭皮ケアを始めたり、シャンプーを変えたりする人は少なくありません。しかし、薄毛の要因は外的要因よりも内側に問題があることが少なくないんです。 ここでは、薄毛を誘発する原因といわれている「亜鉛不足」について考えていきます。ぜひ、参考にしてみてください。

 

亜鉛とは?

亜鉛。どこかで耳にしたことがある成分ではないでしょうか。亜鉛はミネラルの一種であり、人間にとって重要な栄養素のひとつとされています。 味覚や肌などに関連するほか、男性であれば精子量を増やすなど男性機能に大きな役割を果たすと考えられているようです。この亜鉛。じつは、私たちの頭髪にも重要な役割を持っていることで知られています。亜鉛がなぜ薄毛と関係しているのか、その秘密をお伝えしていきましょう。

 

亜鉛は髪の毛の必須成分!

亜鉛にはさまざまな役割がありますが、大きなポイントがタンパク質との関係性です。 亜鉛は、タンパク質をさまざま組織に変化させる役割をもっているミネラルであり、髪の毛づくりにも欠かすことができない役割を担っています。つまり、亜鉛が不足してしまうと髪の毛に悪影響が及んでしまい、結果的にトラブルが起こることになるわけです。

 

AGAにも関与

亜鉛は、AGA対策にも繋がります。ケラチンを生成させる目的が亜鉛にはありますが、AGAの要因である5αリダクターゼ酵素。これを、抑制する働きをもっているのです。 そのため亜鉛が不足してしまうことにより、5αリダクターゼ酵素が抑制できずに薄毛が進行してしまう…ということになります。

 

亜鉛は体内合成できない?

人間という生き物はよくできており、生活を維持するための栄養素は体内で合成されることが多くあります。そのため食べ物が最低限あれば生きていくことができる方がいますし(極端なダイエットは危険)、偏食の方も生きていくことがどうにかできます。 もちろん極端に偏った食事は体を壊すのですが、それだけ人間の体はよくできているということです。しかし、ここで気をつけるべきが亜鉛。亜鉛は、なんと体内で合成されません。 ダイエットで食事量を減らすと顔が乾燥したりツメが割れたり、髪の毛が抜けていくと聞いたことはないでしょうか。全てではありませんが、やはり亜鉛も関係していると考えられます。

 

現代人は亜鉛不足に陥りやすい!

この亜鉛ですが、現代人は不足しがちであるとよくいわれています。 例えば、タバコやアルコールの多量摂取は亜鉛不足になりやすいとされています。 さらに、〆のラーメンだったり精製されている塩だけを摂取するなども危険でしょう。激辛の料理、コーヒーなどの過剰摂取にも注意。 コンビニご飯など、そういったものばかりも危険といわれた時期がありました。とにかく、亜鉛が不足しがちな食生活を送りやすい現代人は、ただ生きているだけで薄毛への道を歩んでいることが問題です。 さらにそれに追い打ちをかけてくるのがストレス。過渡のストレスは体内に酸化物質を産出させるため、それが要因で体内の栄養バランスが悪くなることで知られています。 しかし、私たちの体はその酸化物質をどうにか蓄積しないように体内で排出するわけですが、その排出に亜鉛が一役買ってしまっているのです。 つまり、ストレスを受ければ亜鉛が消費されてしまうため、それでなくても亜鉛不足の我々はさらに亜鉛不足となってしまっているのです。

 

亜鉛を意識した生活を!

亜鉛不足は薄毛になる。こう考えると積極的に亜鉛を摂取したいと思う方がほとんどでしょう。 ただ、亜鉛は多く取り過ぎると副作用もあるので注意。食品やサプリメント、ストレスを溜めない生活を心がけてバランスよく亜鉛を摂取していきましょう。