寝方も薄毛に関係するの？圧迫性脱毛症に注意しよう！

薄毛の方は、日常生活におけるさまざまな部分に注意しながら生活されていると思います。食生活はもちろん、ストレスを溜めないようにしたり、頭皮のムレ防止のために帽子は通気性の良いものをかぶるなど、その対策はさまざまです。

しかし、案外見過ごされているポイントがあります。それが、「寝方」です。ここでは、薄毛の方が気をつけたい寝方について解説していきます。

寝方も薄毛を引き起こすのか？

寝方など、薄毛に何ら関係無い、と思っている方もいるでしょう。もちろん、寝相が悪いから薄毛になってしまった、という方は少ないでしょうし、そこまで気にすることではありません。

とはいえ、根方ひとつで薄毛対策ができるとしたら、それらを守った方が良いにこしたことはありません。寝方が薄毛に与える影響はさまざまあるのですが、もっとも注意したいのが、圧迫性脱毛症の発生です。

例えば、寝返りを打てない方なども多くいます。それは、ストレスが原因であったり、夜更かしが続いていたり、質の高い睡眠が取れていないと起こると言われています。

寝返りは寝相が悪い、と思われがちですが、実は質の高い睡眠を取るためには重要なポイントになります。例えば、同じ格好でずっと横になっていたとしたら、血液がそこに溜まってしまう…ということは用意に想像することができるでしょう。

血流が悪くなれば、その分、就寝時に髪の毛に栄養も届きにくくなってしまうため、わずかでありながら薄毛が進行してしまう可能性があるのです。

さらに、問題は枕にずっと頭が乗ってしまっている、そんな場合です。寝返りを打たず、一定の寝相で放置されていた場合、その部分が圧迫されてしまい、血行不良を起こしてしまうのです。

朝起きたら、その部分だけ髪の毛が異様に抜けていたとか、部分的に異様に髪の毛が薄くなったなど、こういった場合は圧迫性脱毛症を疑っても良いかもしれません。

もし、寝相が原因で圧迫性脱毛症が発生していると分かったら、即時睡眠の仕方などを考え直した方が良いでしょう。しかし、睡眠は特に問題はないが、頭皮の一部がとても薄くなってしまっている、という方は圧迫性脱毛症の別の原因も考えることができます。

例えば、ずっと帽子をかぶっているとか、フルフェイスのヘルメットを1日の大半かぶっているなど、こういった方は圧迫性脱毛症が発生することがあると言われています。

できるだけ、頭皮の一部に負担をかけないよう、生活態度を見直してみてください。

さて、寝返りなどが打てず、頭皮の一部に負担がかかっていて圧迫性脱毛症の危険性がある方は、どのような対策をすれば良いのでしょうか。まず、薄毛に良いと言われている寝方は、枕無しの睡眠です。

枕を使うと、快適ではあるのですが、頭が固定されてしまったり、首の角度が無くなるため頭皮への血流量が増えると言われています。ただし、枕が無いと眠れないという方もいるでしょう。

そういった方は、近年はオーダーメイドの枕店なども増えているので、恥ずかしがらず相談してみることをおすすめします。さらに、ベッド選びもかなり質の高い睡眠に影響を与えます。

柔らか過ぎると寝返りが打ちやすいですが体に負担がかかりますし、固過ぎてもストレスがかかります。ご自身にとって、もっとも寝やすいベッドを探すのも対策です。

睡眠の質を高めるのは、頭皮はもちろん、体全ての部位において大変重要なポイントを握っています。

圧迫性脱毛症の危険性があるかもしれない、という方だけでなく、薄毛に悩んでいる全ての方はご自身の睡眠方法を今一度見つめ直してみてください。睡眠改善が、薄毛改善に繋がっていくはずです。