人工毛も色あせる？髪の毛と紫外線の関係とは？
髪の毛にとって紫外線は敵と考えられています。 特に薄毛の方であれば頭皮に直接紫外線が当たってしまうことにより、薄毛が進行してしまう恐れがあると考えられているでしょう。さて、そんな紫外線。人工毛などはどうなるのでしょうか。 また、髪の毛がふさふさな方でも紫外線を浴び続けるとどうなってしまうのか。ここでは、髪の毛と紫外線について考えていきたいと思います。
紫外線は色を薄くする？
紫外線とは、波長の長さによってUVA、UVB、UVCといった三種類に分けられています。 UVAとUVBが主に地球上に降り注いでいる紫外線なのですが、UVAはとくに髪の毛と肌にダメージを与えると考えられています。 例えば、古いコンビニエンスストアなど雑誌が太陽光を浴びて色あせてしまっている姿を見たことがあると思います。これは紫外線による影響と考えてもいいのではないでしょうか。 もちろん、黒々とした髪の毛も紫外線を浴び続ければそれなりに色あせてしまうと考えられており、過剰に浴びることは健康にも悪影響を与えると考えられています。一体、どのような影響があるのか考えていきましょう。
メラニン色素
紫外線をたっぷり浴びると髪の毛のメラニン色素に影響が及びます。髪の毛は内部と表面を覆っているキューティクルによって構成されていますが、キューティクルはとても頑丈なものとして知られています。 しかし、その頑丈なキューティクルも紫外線を浴び過ぎると強いストレスとなり、結果的に破壊されてしまいます。 キューティクルが剥がれている状態というのは、我々でいえば肌バリアとなる皮脂や水分が一切ない状態。その状態で紫外線を浴びれば、髪の毛に多大なダメージが与えられることは容易に想像できるのではないでしょうか。 私たち日本人はメラニン色素を豊富に持っているといわれていますが、それでも紫外線を多く浴びてしまうとメラニン色素は分解されてしまうと考えられています。 結果、メラニン色素は色の濃さなどに比例することから、色が退色してしまうと考えられているのです。
人工毛は？
今、アデランスをはじめとした人工毛ビジネスが盛んです。 もちろん、アデランスが人工毛の第一人者であることから丈夫なのですが、一般的な人工毛は紫外線の影響を受けるのでしょうか。基本的に人毛とは違うため、まったくもって関係ないと考えてる方もいるでしょう。 しかし、人工毛は逆に半年から1年をかけて退色していくと考えられています。基本的に人工毛は染められていることから、もともと黒かったり茶色かったりするものではありません。 要するに何も色が入っていない人工毛に着色をして人の髪の毛に近づけているということです。カラーリングをした際、紫外線を日々浴びていれば間違いなく色あせていきますし、黒い髪の毛でも長時間紫外線を浴び続けていれば退色していきます。 仮に、夏のレジャーをたっぷりと楽しみたい方であれば、日焼けした肌と色あせた髪の毛のバランスが悪くないのですが、一般社会で生きている方であれば少し肌色と合わないでしょう。できれば、人工毛であっても1年に一回はいろいろとメンテナンスをして変えていった方が良さそうです。
アデランスなら問題無し！
アデランスは人工毛のパイオニアといわれていますが、とくに最新のバイタルヘアのクオリティは半端なく高いことで知られています。 もちろん、長期間紫外線を浴び続けていれば色あせしていきますが、専門サロンで毎月のようにケアできることから、常に最新の状態をキープすることができます。 大切なことは、日々のメンテナンス。人工毛も紫外線から守ったりケアを怠らないようにしましょう。
