夜更かしするから毛が抜けるのか?睡眠と薄毛の関係をチェック!

生活習慣薄毛

毎日残業で徹夜レベル。また、仕事や学業で忙しいから深夜くらいは自分の時間を楽しみたいなど、現代人は夜更かしをしてしまいがちです。

深夜、誰もいない寝静まった空間だからこそ自由きままに過ごせることは間違いないですが、問題は薄毛との関係です。一説によると、夜更かしは薄毛に関連するとかしないとか…。ここでは、夜更かしと薄毛の関係を調査します。

自律神経の乱れに繋がる?

私たちは、自律神経の働きによって脳や心、体のバランスを調整しています。自律神経には、交感神経と副交感神経の二種類があり、前者が興奮ややる気、緊張状態といった状態に関連しており、後者が癒しだったり落ち着き、睡眠などに関連していると言われています。

例えば、朝私たちが起床できる理由のひとつが、交感神経が有意になるからと言われています。そして就寝の際は副交感神経が有意になり、心落ち着いた状態になるからこそ眠ることができる、と言われているわけです。

このバランスが崩れてしまうと、体調不良や血流不全、肩こりなどさまざまな悪影響が体にあらわれていきます。

夜更かしをしている方は、本来副交感神経が有意になる状況でありながら、結果的に交感神経が有意になってしまっているなど問題が起こっています。こういった自律神経の乱れは、最悪自律神経失調症に繋がりますし、薄毛にも大きな影響を与えます。

睡眠の質が下がる!?

夜更かしによる自律神経のバランスが悪くなると、一体どういったことが起こるのでしょうか。まず、考えられるのが寝付きが悪くなるということです。例えば、マラソンをして動悸が激しくなっている最中に急に寝ろ、と言われても寝付けません。

興奮状態から鎮静状態になるまでに時間がかかりますし、結果的に夜更かしを助長してしまいます。また、今度は朝早く起きてしまう、という現象も起こります。

起きれないのも問題ですが、朝早く起きてしまうことにより、質の高い睡眠が取れていない、ということになるため髪の毛のに悪影響が出てきます。

その理由ですが、髪の毛は寝ている間に再生や修復を行っておりそれが十分に行われなくなるのです。夜更かしを続けると肌がボロボロになる、と言われているの同様に、しっかりと睡眠が取れていないと体が修復作業を行えないということなのです。

血流による関係性

また、前述したように夜更かしをして自律神経が乱れると、ホルモンバランスの崩れや血流が悪くなる状態に繋がります。

薄毛に興味がある方であれば分かると思いますが、健康な頭皮には十分な血流が送られることが第一条件です。寝不足によって血流が悪くなると頭皮に水分が届きにくくなってしまうため頭皮が乾燥状態に陥ります。乾燥しているのであれば、皮脂も出ないし良いのでは?と、思う方もいるでしょう。

しかし、これも肌と同じように乾燥しだすとそれを防ごうと私たちの肌、頭皮は余計な皮脂を分泌させてしまいます。乾燥しているのに脂っぽいという状態に陥り、どんどん頭皮の成長にとって悪い環境を作ってしまうのです。

生活改善を心掛けたい

また、ホルモンバランスの崩れも前述していますが、これも薄毛に大きく関与しています。

当然、睡眠の質が下がってしまうと成長ホルモンの分泌は分泌が少なくなるため、毛母細胞と呼ばれる頭皮に重要な細胞の活性化が妨げられてしまいます。環境が悪くなり、さらに新しい細胞の活性化が妨げられる。睡眠不足が続くと、どんどん私たちは薄毛に近づいているわけです。

どうしても、一人の時間が欲しければできるだけ早く寝て、睡眠をたっぷりとって早朝に起きてそこから活動する方が良いのではないでしょうか。

 

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