薄毛にシャンプーのすすぎが関係する?すすぎ残しの怖さとは?
薄毛に悩んでいる男性の多くは、シャンプー選びに悩んでいるかもしれません。シャンプーの本来の目的は頭皮の汚れを洗い流す、というものですが、薄毛に悩む方の場合は間違ったシャンプーを選んでしまうと、薄毛を進行させてしまう可能性があるため注意が必要です。
とはいえ、専門家たちによるとシャンプーはもちろんながら“すすぎ”が重要になってくのだそうです。ここでは、薄毛とすすぎの関係性について考えていきます。
すすぎがなぜ大切か?
シャンプーをするしないに関わらず、髪の毛を洗うということは、髪の毛をすすぎを行うということです。シャンプーをしっかりとすすぐことにより、頭皮についたシャンプーと取れた汚れが洗い流せるため、清潔な状態をつくることができます。“そんなこと、当たり前だ”と、思っている方がほとんどだと思います。
しかし、思った以上に私たちは髪の毛をすすげていないのです。
特に、男性の場合はシャンプーをしっかりとすることに面倒くささを感じている方も少なくなく、なんとなくシャワーをたっぷり頭にかけてゴシゴシと洗い、すっきりしたと思った頃にやめる程度のすすぎの方も多いのです。すすぎ残しがあると、頭皮にさまざまなダメージが蓄積します。
そのため、薄毛が進行する可能性も出てきますし、新たに薄毛が進行する可能性がでてくるというわけです。
すすぎ残しがあると?
すすぎが残ってしまうと、まず起こるのが頭皮にシャンプーが残ってしまうという現象です。
頭皮にシャンプーが残ってしまえば、それら毛穴が塞がれてしまい、汚れと共にたまってダメージを与えてしまいます。特に、髪の毛が長めの方などは頭皮までしっかりと洗い流すのが大変なので見過ごしがち。シャンプーの種類によっては炎症を起こしてしまうものもあるので、必ず頭皮までしっかりと洗い流すことをおすすめします。
また、注意したいのがフケや不要な皮脂です。これらは、シャンプーをしていると浮き出してきてシャンプーに付着し、お湯で流すことでそれらも一緒に洗い流されます。
しかし、すすぎが不十分だった場合、髪の毛のいたるところに余分な皮脂やフケが残ってしまい、それがさらに頭皮トラブルを招く元凶となることもあるのです。当然、シャンプーを使用していない場合でも、頭皮には皮脂やほこり、汚れがたっぷりと溜まります。面倒かもしれませんが、しっかりとすすぐことこそが薄毛対策の第一歩なのです。
トラブルが起きてしまった場合
さて、薄毛が進行してきたとか、頭皮の調子が悪いなどそういった方は、シャンプーのすすぎ残しの可能性を疑ってください。全てがこの原因とは言えませんが、考えられる可能性は全て試すことが薄毛対策の基本です。
まず、頭皮が異様にかゆいとか湿疹が出たとか、そういった状態になった場合は化学物質が頭皮に残ったことで起こっているかもしれません。
かゆみを抑えるために、異様にかきむしったりすれば、悪化の一途を辿るばかりです。脂漏性皮膚炎、接触性皮膚炎など、何かしら皮膚炎になってしまっている可能性があるので皮膚科で診断してもらうことをおすすめします。
また、シャンプーだけではなく、余分皮脂やフケが多く残っている場合も注意です。
これらも、マラセチア菌が異常繁殖して脂漏性皮膚炎を発症させることがあります。かゆみや痛み、さらに抜け毛が起こったときは、自分で対処せず必ず専門医に相談してください。
シャンプーも正しいものを使おう
シャンプーのすすぎ残しが無くても、頭皮にダメージを与えるようなものは多く市販されています。
そのため、頭皮に優しいアデンランスのヘアリプロといったスカルプケア系のシャンプーを利用しましょう。正しいシャンプーと正しいすすぎ。このセットを毎日、面倒くさがらずに続けることが、薄毛対策の第一歩になるのです。