寒い地域と暑い地域はどっちが薄毛になりやすい?関係あるのかここで解説します!
日本は南北に長い国です。 北海道で氷点下20℃を下回っていると思えば、25℃を超えている沖縄だったり、同じ国とは思えない寒暖差が地域であることで知られています。 さて、そんな寒い地域と暑い地域なのですが、どちらが薄毛になりやすいのでしょうか。実際に、北海道と沖縄の薄毛率の違いなどから分析していきます。 ぜひ、薄毛に関心がある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
暑いのと寒いのは関係あるのか?
まず、薄毛にとって暑い地域と寒い地域のどちらが適しているのかを考えていきましょう。そもそも、北海道は冬場に恐ろしいほど気温が減少します。 私たちの頭皮は血流が流れることによって栄養素が届けられることから、寒く血管が収縮している状態だと必要な栄養素が頭皮に届かずにヘアサイクルが乱れてしまう…という状況が起きやすくなります。 一方、温かいと当然髪の毛が何となくかゆくなるように血流量が増えます。血液の流れがよくなることから栄養素が頭皮に届きやすくなり、結果薄毛になりにくいという考え方ができるでしょう。 しかし、そんなに薄毛のなりやすさはそんな短絡的なものではありません。
暑いと皮脂が?
仮に、夏場を考えてみましょう。日本の夏はかなり蒸し暑く、湿度が高い上に35℃を超えるという強烈な暑さが毎日続きます。 当然、頭皮から出る皮脂のことを考えると相当量出ることから、頭皮が不潔になってしまうことは理解できます。 さらに、湿度が高ければ菌が繁殖しやすい状況であることから、頭皮にとってかなり危険な状況になることは間違いありません。血流がよくなると思われている沖縄県ですが、夏場も汗っぽくなるようであれば薄毛が進行しやすくなるかもしれません。 一体、寒い北海道と暑い沖縄ではどちらが薄毛のリスクが高くなるのでしょうか。
沖縄県が薄毛率は少ないか?
さて、こう考えるとどちらも薄毛に関するリスクがあるように感じますが、沖縄県は北海道に比べるとやや薄毛に関するメリットがあると考えられています。 それが、紫外線です。紫外線を浴びる量は沖縄県が確実に多いわけで、本来であれば頭皮にとっては最悪な状況であることと考えられます。 しかし、紫外線が強いと髪の毛が太く丈夫になり、さらにはその髪の毛が増えて紫外線から守ろうという作用が働くと考えられています。さらに、寒い地域は塩分を摂取することが多いとも言われています。 昔から、寒い時期には食料補給が困難になることから、塩漬けしたり長期保存が利く料理が重宝されています。 現に、東北地域は塩分の多い食事が多く、高血圧の方が比較的多いことでも知られているようです。 要するに、塩分が多く紫外線が少ないため髪の毛が弱い北海道の方がやや薄毛になってしまう確率が高い、という答えが導かれてしまうのです。
遺伝なのか?
とはいえ、沖縄県にいる方であっても薄毛になる人はなりますし、北海道で髪の毛が丈夫でフサフサの人もたくさんいます。 条件だけ見れば、北海道のような寒い地域は薄毛になりやすいと考えられますが、遺伝や生活習慣も関係しているため、はっきりとその違いを明確に示唆することは難しいと考えていいでしょう。 時代は令和であり、どんな場所に生活していても屋内であれば同じような生活スタイルになります。食生活も大きく変わってきていますし、沖縄にも塩分過多な料理は多くあります。 泡盛など、そういった伝統的なお酒は相当アルコールも強いですし、一概に寒い地域だから、暑い地域だからと区分けすることは難しくなっているのではないでしょうか。 ひとまず、住んでいるところの地域性ではなく、自らの生活習慣。ここを見直しながら薄毛について考えてみた方がよいでしょう。ぜひ、こういった事例を参考にケアを続けてください。