ルミガンが薄毛に効果あり?噂を鵜呑みにせずに真面目にケアしよう!
薄毛の方であれば、“○○をしたら毛が生える!”という情報を常に収集していると思います。
薄毛は、男性のプライドを刺激しますし、できれば何らかの裏技を利用して髪の毛を増やしたいと思うのは当然でしょう。
しかし、そういった噂の中には信憑性があやしいものも少なくなく、本当に髪の毛が生えるのか不安な情報もあります。ここでは、緑内障の点眼液にまつわる噂を検証します。
緑内障の薬?
眼精疲労が薄毛に関連する、という情報を知っている人は案外少なくありません。その理由として、目は人間の体の中でも非常に大切な部分であるが故に、ここが疲れていると栄養が全て目に行ってしまうから、ということです。
当然、摂取した栄養などが目ばかりに集中したら頭皮にはそれが届きません。結果的にヘアサイクルが乱れ、薄毛が進行してしまう…という考え方なわけです。
さて、そんな目の症状の中に緑内障というものがあります。緑内障になると、放置していてもなかなか改善せずに病状が進行してしまうため、点眼液を利用して治療していくのが一般的です。
実は、この点眼液の中でもルミガンと呼ばれる商品名のアイテムが、薄毛に効果を発揮するという噂なのです。一体、どういうことなのでしょうか。
ビマトプロストが関連
ルミガンは、ビマトプロストという物質の点眼液です。 本来の目的としては、緑内障の進行を制御したり、さらに犯内圧力の亢進を抑えるために使用される薬です。
ビマトプロストは、眼圧を下げる効果が期待されていることから、世界中でも利用されており、安全性が認められた薬として知られています。 なんと、日本国内ではまつ毛の育毛剤としても人気だそうで、変わった使われ方はこういったところでもされていることがわかります。
なぜ薄毛に効果アリか?
さて、なぜ緑内障という眼に関する症状を緩和するための点眼液が、薄毛に効果があると考えられたのでしょうか。それが、前述したまつ毛が伸びた…という噂に関連しています。
実際、ビマトプロストを利用したことでまつ毛が伸びたという報告は少なくなく、それを実証するための検証実験まで行なわれました。結果、16週間で約8割の被験者のまつ毛が伸びたり、太くなったりしたと報告されたのです。
結果、ビマトプロストを含むまつ毛育毛剤が開発されたり、ブラッドフォード大学の研究が頭皮に使うと、毛根を含む頭皮の毛包にも効果が発揮することを証明。結果、この点眼液を頭皮した方の多くの髪の毛が伸びたとされたからなのです。
まだ試さない方が良い!
「ビマプロスト」が、頭皮に影響を与えた理由として、ヘアサイクルの促進やメラニン色素の活性化が関係していると言われています。 実際に研究結果として示唆されているのですが、この成分を利用した問題は育毛剤自体は発売されていない、というところにあります。
さらに、眼に使った時の副作用も充血やかゆみ、色素沈着などさまざまあるため、用法の違う頭皮に利用して必ず安全だ、と言い切ることはできないのです。 薄毛を改善したい、という気持ちは分かりますが安易に噂を信じたり、研究結果を鵜呑みにしない方が良いのではないでしょうか。
真面目なケアが重要!
薄毛を対策する際、切羽詰まっていると冷静な判断ができなくなるのは仕方がありません。 しかし、あくまで“噂”であることから、逆に下手ことをすると頭皮が余計薄くなってしまうことだってあるのです。
まず、AGA治療を始めたり、一体自分に何が足りないのかなど、真面目なケアを長期間心掛ける勇気を持ちましょう。 どうしても気になるのであれば、アデランスのバイタルヘアなど人工毛を利用してもいいでしょう。あやしい噂に振り回されないよう、自分を見つけ直してください。