ストレスは本当に薄毛の原因になるのか解説!

AGAストレス

誰だってストレスを抱えず毎日元気に生活をしたと思っています。特に薄毛を気にされている方はその思いが顕著であり、薄毛のリスクをひとつでも無くしていきたいと考えているでしょう。

さて、ストレスと薄毛は密接に関係していると言われていますが、本当にそこまで関係があるのでしょうか。ここでは、ストレスと薄毛の真実について考えていきたいと思います。

薄毛はAGA?

ストレスで薄毛になると言われていますが、薄毛の原因は全てストレスなのでしょうか。まず、突発性の円形脱毛症などの場合は別ですが、少しずつ薄毛が進行していく場合はヘアサイクルの乱れが関連していると考えられています。

一般的に髪の毛は6年ほどと言われています。まずは、髪の毛が生まれ、成長し、そして退行して停止します。要するに、成長しきった髪の毛はそれ以上成長することなく抜け毛となるわけです。

当然、二度と生えてこなければ薄毛になりますが、ヘアサイクルと呼ばれているように髪の毛は必ずまた生えてきます。

これを繰り返しているので、私たちは髪の毛が毎日抜けますし、その逆に生えてきたりもするのです。

しかし、このヘアサイクルを狂わすのがAGA(男性型脱毛症)と呼ばれるもので、遺伝が大きく関わっていると考えられています。つまり、ストレスの無い生活をしていても薄毛になる人もいる、ということになるのです。

実際詳しくは分かっていない

薄毛に関しての情報として、まだ分かっていないことが多いと言われています。AGAのシステムは理解され始めてきており、それらを対策する治療薬なども開発されていますが、“AGAの根本的な発生メカニズム”というのは良くわかっていないようです。

そのため、ストレスは薄毛に悪いと言われつつも実際のところハッキリと分かってはいないのだそうです。

ストレスが悪いと言われるわけ

ストレスが薄毛と関連していると言われているのは、血液が運ぶ栄養が不足する可能性があるということです。私たちの頭皮には毎日何らかの栄養素が送られており、それは血液と共にやってきます。私たちがストレスを感じると血管が収縮するため、十分な栄養が頭皮に届けられなくなります。

小さな海を作ろうを考えて水道から川をこしらえた時、当たり前ですが細いより幅広い川にした方がたっぷりと水を海側に届けられます。

そもそも、血管が収縮すると不老物などが停滞しやすくなりますし、そういったストレスがもたらすさまざまな影響が頭皮を痛めつけているのです。

本当にストレスは関係するか?

確かに、ストレス過多な状態だと頭皮に悪影響を及ぼすことは間違いありません。しかし、ここで注意したいのがあまり科学的根拠がない、ということなのです。

ストレスを極度に与え続ける生活を数年した方とそうでない人の比較検証もなかなか行なえませんし、人によって何がストレスになっているのかも分かりません。

極度なストレス状態に苛まれるスポーツ選手が薄毛にならなかったり、明るく楽しく人生を謳歌している人が薄手だったりさまざまです。

当然、ストレスは頭皮だけでなく身体全体に悪影響を与えるので関連はあるでしょうが、簡単に薄毛モードに入るかどうかはわかっていないのです。

気にすること自体がストレスに?

そもそも、こういったことを気にすることがストレスに繋がります。ストレスを受けているから薄毛になりそうだとか、近頃忙しいから薄毛になるに決まっている…など、極端な思い込みは薄毛を逆に促進する可能性だってあるのです。

現代人はストレスを避けることはできません。

まず、対処法をしっかりと探し、あまりそういった部分に注目せずに目の前のやるべきことを一つずつ片付ける生活を続けていきましょう。