コルチゾールや尿酸値に注目!悩む人は薄毛のリスクががっつり上がる?
深い悩みを抱えている薄毛になる。 頭皮について考えている方であれば一度は耳にしたことがある事柄でしょう。薄毛になる原因は昔からさまざまな影響が絡み合っている…と言われていますが、特に悩むと薄毛が進行するなどいろいろな噂が立てられています。 しかし、本当に悩むと薄毛が進行するのでしょうか。ここでは、薄毛と悩みについて考えていきたいと思います。
薄毛と悩みは関係ある!
悩みながら癒されている方は恐らくいないでしょう。 要するに、悩むというのはストレスを感じているわけでコルチゾールなどのストレスホルモンが多く分泌されている状態をさします。 “嬉しい悩み”など、テンションが上がりそうな悩みを抱えている方もいると思いますが、実はこれもストレスが発生しています。 そもそもストレスが無い状態というのはリラックス状態であり、副交感神経が優位である状態です。横になったり瞑想をしたり、お風呂に入ってリラックスしている時などです。あれこれ考えている時などは基本的に思考を張り巡らせて緊張状態になるため、ストレス状態と言えます。 もちろん、極度は不安などを感じていなければ大したことではありませんが、常に悩んでいるという方は少なからずストレスを感じていると考えていいでしょう。
ストレスがあると髪が細い?
さて、この悩みごとが日頃から多くあるか…というような問いでアンケートをとった毛髪系メーカーがあります。 そこのメーカーの検査結果によると、悩みが多い=コルチゾール濃度が高い人はそうでない人に比べて後頭部の毛髪の直径が細い、ということがわかったというのです。 さらに驚くべきことにコルチゾールが一般的な方の3倍以上になると後頭部の毛髪の直径が6割ほどの細さになってしまうとのことです。 さらに、驚くべきことに尿酸値もかなり関係しています。ストレスが多いと、「血清尿酸値」が高い状態となることがわかっていますが、この「血清尿酸値」が高い人ほど毛穴から生えてくる毛の本数が少ない、ということがわかったというのです。 極端な例かもしれませんが、通常は2本半生えてくるといったところが1本しか生えない…という結果まで出たというのですから衝撃です。 そして、「血清尿酸値」が高い人ほど頭皮が硬いことも判明。要するに、髪の毛が成長しにくく生えにくい状態をストレスがつくり出していた、ということになるわけです。
悩みを軽減することはできるか?
悩みやすい、という方は簡単その性格を変えることはできません。 何が言いたいかというと、悩みを抱えている方が一切の悩みを抱えない状態になる…ということはかなり難しいということです。 仕事の悩みがある方でも、別の場所にいったりやめれば一時はよいでしょうがまた新しい悩みを探し、それについてまたストレス過多な状態をつくりだしてしまいます。 大切なことは、悩みを無くそうと努力するのではなく、悩む時間とそうでない時間をしっかりとわける努力をする…ということです。 悩む時間はたっぷりと悩み、戦い、それが終わった後は何も考えないとか全く別のゲームや漫画、異性のことを考えるなど、“無”になる時間をつくることが大切なのです。 簡単なことではありませんが、悩みを消し去ったり性格を変えるということに比べると、まだまだチャレンジできる可能性がある事案でもあります。 逆に、薄毛になる原因がわかっている分、対処しようがあるので気が楽なのではないでしょうか。
ストレスは発散がキモ
このように、ストレスを強く感じている方は頭髪にもある程度の影響があらわれる…ということがわかっています。ストレスに苛まれ過ぎず、上手な発散方法をなんでもいいので探しておくことが予防に繋がるのではないでしょうか。