過渡なダイエットは危険?薄毛を進行させるダイエットとは?

栄養生活習慣薄毛

薄毛であり、さらに太っている…というと、あまり見た目がよくないことから“ダイエットだけでも…”と考える方がいるかもしれません。 もちろん、正しいダイエットを行なうことは重要なことなのですが、あまり過渡なダイエットをするとさらに酷い結果になってしまう可能性があります。 ここでは、ダイエットと薄毛の関係性について考えていきたいと思います。

 

ダイエットは適度であれば効果あり?

結論から伝えるとダイエットをすると薄毛が進行してしまう恐れがあります。しかし、そうなるとダイエットはしない方がよいのか…という話に発展してしまうでしょう。 仮に、すでに適正体重でしっかりと健康的な生活を送っている方はよくありませんが、太っている方であればダイエットは効果的です。 正しい食生活に適度な運動、さらに清潔感にこだわるような形であれば、ダイエットは間違いなく髪の毛にもよい効果をもたらすことはあるでしょう。 やはり、問題は過渡なダイエット。特に、食事のダイエットには注意したいところです。

 

栄養不足

ダイエットと聞くと、基本的には食事量を減少させるというイメージがあるかもしれません。 正しい食事を用意し、適度な運動…といっても、なかなかそういった手間をかけることができなかったり継続をさせるのが難しいという部分があります。 特に食事を楽しみに人生を過ごしている方の場合、普段の食事量が減ってしまうとイライラしたり、結果的に後でこっそり食べるなど続けることができません。薄毛にとって大きな問題に発展しやすいのは、栄養不足という問題。 急激に食べないダイエットをすると、タンパク質不足や糖質不足、さらにビタミン不足、亜鉛不足など髪の毛に大切と思われる栄養素が圧倒的に足りなくなる可能性が出てきます。 特に、肉や魚、大豆から摂取できるタンパク質が足りなくなると顕著に髪の毛に影響が訪れます。いきなり食べない、というダイエットに手を出すのはあまりにも危険過ぎると考えられるでしょう。

 

なぜ食べないダイエットはダメなのか?

しかし、栄養素が足りなくてもそれなりに生活できる体重も減っていく。なぜ、髪の毛だけが悪いのか、と思われる方も多いでしょう。 まず、私たちは摂取した栄養素は血液などと共に各器官に送られていきます。 脳や目などは特に重要な場所であり、真っ先に生命維持にかかわるような場所に栄養が送られてるのですが、髪の毛はかなり栄養が送られる場所としては遅いと考えられています。 つまり、そもそも栄養素が足りない状況だったとしたら長期間頭皮の細胞に栄養が届かない状態となってしまうため、ヘアサイクルが乱れたり、髪の毛が細くなったり、さまざまな悪影響が訪れてしまうわけです。 ダイエットをする場合、食べない…という選択ではなく、必要な栄養素をバランスよく食べるということが重要になってきそうです。

 

過渡な運動にも注意

食事はバランス良く、適量を食べる。緩やかなダイエットを目的とすれば、ひとまず薄毛に大きな影響はないでしょう。では、一方でスポーツはどうでしょうか。適度なランニングやスポーツ、体を鍛えることは薄毛対策にとって重要です。 しかし、一気に痩せようと思って過渡な運動を取り入れてしまうと薄毛が進行する恐れがあるので注意が必要です。 例えば、あまりにも無理をした運動をすると乳酸がたまったり、血流が悪くなったりします。 さらに、ストレスがかなりたまることから血流が悪くなり、栄養素が頭皮に届きにくくなってしうまうのです。 もちろん、続けることができず中途半端になったり、疲れ過ぎて食生活や生活が乱れてしまったら元も子もありません。あくまでダイエットは緩やかに。それが、薄毛と体重管理の基本になってくるのではないでしょうか。